rain and tears - landscape in the mist

先週はよく雨が降りました。

カープが負けて楽天の試合が始まりまるまでの時間、アメリカ中部時間１０月３日午前３時。
はるくきん、ハッピーバースデー。

写真のクラスの最初のプロジェクトも何とか終わり、今週は中国現代映画のクラスの最初でペーパーでジャ・ジャンクーの『一瞬の夢』について書く。中国第６世代としての彼がインディペンデントな手法によって体現しようとしている、中国のポスト社会主義リアリティの表現について、映画で使われる長回しや無人ショットを引用しながら、映画における時間の流れについて。英文学専攻のアメリカ人の友達にいつもペーパーを読んでもらっているのだけれど、“your writing has improved a lot”と初めて言われる・・・留学生活も残り１年である。ところでその中国映画のクラスで、エドワード・ヤンのヤンヤン夏の想い出が入ってたんだけど、スケジュールの関係でカットされて、へこんだ。

卒論のテーマをロードフィルムに絞る。ロードフィルムと決めただけでそれがテーマではないけれど。一応考察してみようと思う映画は、『道』by フェリーニ、『東京物語』by 小津、『イージーライダー』by ホッパー、『ウィークエンド』by ゴダール、『パリ、テキサス』by ヴェンダース、『霧の中の風景』by アンゲロプス、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』by ストーン。本当はジャームッシュとか、キアロスタミとか、アントニオーニとかも候補にあったんだけど、全体的なバランスを考慮して先生にイージーライダーとナチュラル〜を推された。