WILLIAM FAULKNER


ウィリアム・フォークナーの短編小説“TOMORROW”と、それを基にした1972年の映画をみた。

"Of course he wasn't," Uncle Gavin said. "The lowly and invincible of the earth−to endure and endure and then endure, tomorrow and tomorrow and tomorrow. Of course he wasn't going to vote Bookwright free."

アメリカ文学に関する洗練した知識は皆無だし、フォークナーの作品も読んだことがなかった。南部の歴史背景とか文脈を考慮して読むことまだできなくても、厳しい冬の寒さや貧しさに耐えながら明日に生きる人間の頑なな精神、法律という制度に振り回される人々、家族、生死、風の音・鳥のさえずり・牧歌的風景、そういう要素から感じ取れるものは多かった。もっと知りたい。