最近毎日アートのビルのラボにこもっては2週間後に迫った卒業制作展の写真の準備をしてる。写真の配置、レイアウト。これは考えれば考えるほど抜け出せなく作業で、どこかで踏ん切りをつけないからこうやって毎日同じことを繰り返してしまう。でも卒業制作とは偉そうにいったものので、日本の美大のそれのような洗練さとはかけ離れているんだろう。そもそも映画学専攻の自分が映画のことほうっておいて卒業前になって写真展示のための印画紙とかパネルとかについて考えてるとは思わなかったし。まあそれでもここ1年は映画よりも写真に力を入れてきたと思ってるからその集大成みたいな形になっていいんじゃないか。きっと写真っていうよりも目にするものに対して敏感になってきているだけなんだと思う。風景を動詞化させる、それは風景にをより感傷的、ノスタルジックに見つめていたい今の自分の心境のせいなんだろう。